浦安市が買うのはこんな装置デス
小さい……それにずいぶんシンプルな外見ですね。いくらするんだっけ?
仕様書と価格表から計算すると、2台で1752万円(税抜)デス
うーん、そんなにするかなあ?
特殊な材料を使っていたり、高度な製法だったりするんでしょうか?
高度な製法ではなさそうです。材料はステンレス板とゴムと磁石とネジしか見当たりません。
同じものを数万円で作れそうデスね。
うーん。
権利を抑えるのに高くつくとか?
特許は自社のものですし、業者は「理論はない」と言っているので、お金で買うような権利関係はなさそうデス
工事が大変とか?
配水管に巻きつけるだけなので、作業員1名で1時間で工事が終わります。特殊な工具も使わないし、動作確認もしていないデス
うーーーん。じゃあ、どうしてこんな値段なんだろう?
本当に不思議デス。浦安市民が納得できる説明をしてほしいデス
「田村淳の訊きたい放題!」(2019年11月23日 TOKYO MX)より引用
装置を入手して分解した人がいます
これビデオで見せてもらいました。中身もシンプルだなあ
問題はそれだけじゃないのデス。この装置の特許資料を見てください
図は装置の断面形状です。樹脂の中に何かを埋めた構造というところまでは、特許と実物は一致しています
えーっと、これはどう見るんだろう……うん。分かってきた
この装置には「電磁波収束体」と称する部品があることになっていますが、分解した人によると、磁石しか見つからなかったそうです
ちなみに「電磁波収束体」は科学的な用語ではなくて「造語」です。
でも、その部品が装置の心臓部なんでしょう? 訳が分からなくなってきました
百歩譲ってこの装置が「理論は未解明だが効果はある」としましょう。それでも、特許と違うものを納品している理由は必要でしょうね。
浦安市は業者に「いま試験設置している装置に"電磁波収束体"は入っているのか?」と聞く責任があると思います。1700万円で購入した装置が仕様書と違っていたら一大事デス。
そうだね、それなら手間もお金もかからないんだし、ぜひ説明してほしいね