活水器の導入は中止されました(2022年3月議会)

文化会館への磁気活水器の導入を巡って2020年から議会で議論されていましたが、市長が「科学的根拠が確認できなければ今回の導入は難しい」と判断したこと、およびメーカー側が科学的根拠を提出しなかったことから、導入は中止となりました。

活水器って、何だろう?

浦安市が「活水器」という非科学的な装置を高額で導入しようとしていることをご存知でしょうか?

市の施設の空調配管のサビを防止する装置という名目ですが、活水器は科学的な根拠が曖昧な装置であり、効果が確認できなかったという公的機関の調査報告もあります。
このような装置をなぜ導入するのか、市には説明責任があると考えます。

装置の効果に疑問を持った市会議員から市に効果確認の要望が出されたのですが、担当部署は再調査を行わないとのことでした。
このままでは2020年秋頃に、不確実で高額な装置を税金で購入することになってしまいます。

このサイトは活水器への疑問を市に伝え「効果の再検討」を目指して作られました。

何が疑問なの?

うーん、これだけじゃ何が問題なのかわかりにくいなあ

一番大きな疑問は「科学的根拠が曖昧なこと」です。それと、事前調査や保証項目も不適切だと思います

大きく出たね。でも、市がそんな大きな見落としをするかな?

そうですね、浦安市から「根拠はある、調査も適切だ」という、科学的な説明を聞きたいデス
疑問点はこんな感じです

  1. 浦安市文化会館に設置される「活水器」には科学的根拠がありません
  2. 推定費用の1750万円は高すぎます
  3. 事前調査が不十分なため、効果が得られない可能性が高いです
  4. 事後検証が計画されていないため、効果が得られたかどうか知る手段がありません。
    また、性能保証が曖昧なため効果がなくても返金されない可能性が高いです
  5. 横浜市水道局が「効果が確認できなかった」と発表しています
  6. 様々な専門家が疑問の声を上げています

どうしたらいいんだろう?

なんだか難しそうだね。結局、どうしたらいいんだろう?

「有識者を交えて再検討してもらう」のが良いと思います。「活水器」にどういう問題があるのか市役所だけでは判断は難しいデス

「有識者」って?

物理系の大学教員を訪ねたら良いと思います。いまの大学は外部組織への寄与が重視されるので、要請すれば来てもらえるはずです。
資料は差し上げます

これは急ぐ話?

2020年の秋に契約するそうなので、早ければ早い方が良いデス。
疑問点を順番に説明しますネ。




Created:2020.7.4